さてさて、ようやくゲームを始めるべくモニターにかじりつこうとしたオレだが、このゲームの今川家は織田家の勢力を順調に伸ばせるようにとのありがたくない配慮から、かなりヘロヘロな初期データと聞いている。実際のところ大名家選択してみると、三河はおろか、遠江すら勢力下に置いていない。支配国が駿河一国だけとは、これじゃ「海道一」どころか、「海道三分の一」ですな。
赤が自国、緑は同盟国。これがかの有名な「甲相駿」の三国同盟だ。
東海道百万石の太守どころか、駿河23万石の小大名でしかない今川家。
石高だけなら甲斐武田家、相模北条家や豊後大友家の方が大きい。
威信の初期値が「10」なのと、義元の内政能力がゲーム中最高の「16」ということが救いか。
さらに家臣達の能力もそれなりのものでしかないそうな。加えてオレまでが「元祖」の初心者と来た日には、準備を怠れば、それこそ下天は夢と化すだろう。
オレは一計を案じて書庫にガサ入れを加え、とある書物をひもとくことにした。そうその書物は「天下統一 金剛武将伝」。これさえあればノー問題といえよう。
それではおもむろに「いざ上洛!」。
ここでワンポイントレッスン。
オレ流自分だけの流儀、いわゆる「プライドがルール」を紹介。
一つ、安易な同盟締結はしない。
一つ、ひとたび結んだ同盟は本当にやむを得なき事情を除いて当家からは破棄しない。
本当は同盟そのものを結ばないのが好みなのだが、それは「IIPUS」だったらの話し。
一つ、家臣の忠誠心は「8」以上を目安とする。
一つ、俸禄を上げるのは「秋冬」に限る。間違っても「夏」には上げない。
一つ、無駄な家臣を登用しない。
一つ、不要な家臣はただちに「加賀送り」とする。
一つ、兵数に不安を覚えるときは武将ごと現地調達せよ。つまりドシドシ引き抜きなさい。
一つ、鉄砲配備率は兵数の20%を目安とする。
一つ、安易なリセット技は使わない。
一つ、奥義「天下人への道」は使い放題とする。
以上!
義元で統一するとなると、同盟国の関係で進路は東海道一直線で固まっている。ゲームを開始して半年後には遠江をほとんど手中に治めることに成功した。今川家の初期武将で最も軍事能力の高い者が、義元本人の「6」というのも頼りない限りだが、そこは数の理論で独立勢力と飯尾家を圧倒すればよい。ちなみに攻城戦では極力「包囲」コマンドは使わない。なぜなら金がもったいないからだ。六日知らずなオレ。
そして1552年秋。越後のちりめん問屋、もとい、越後の上杉家からの使者が訪れた。普段ならば同盟など結ばずに追い返すところだが、今回は野生のカンが閃いた。ここはおとなしく同盟締結とする。
同盟したのはいいが、これで東北への街道はすべて塞がれたじゃね〜かよ。
どうするの?ホントのところ。
1552年冬には遠江を完全に支配し、三河へ向かう。三河といえば松平家、徳川家康くんの故郷だが、ゲームでは今川と松平は従属関係ではなく、従属どころか同盟関係ですらなく、ややためらわれるところだが松平の家は蹂躙することに決めた。ところが岡崎城が実に堅い!堅すぎるぞ岡崎!初期値ですらレベル10もあり、松平家は他にすることがなかったのか、猛烈に築城レベルを上げている。なんとレベル16!そんな城は東北か大坂にしかないっつ〜の。さすがにレベル16の城に突撃を繰り返す訳にもいかず、包囲で地道に削って行く。あぁみるみる金が、金が減って…。まる1年近くかけてようやく岡崎城を攻略。次のターンには刈谷城も突破して、いざゆかん田楽狭間へ!
と、みると刈谷城に見慣れぬ軍勢が…アレ?これってもしかして信長くんですか?間違いないよな。尾張織田家は信長公の軍団だ!!スレッガー中尉じゃあるまいし「早い早いよ!」ものには手順が重要なのに、サブローくん、貴公は桶狭間まで待てないのか!?
開始後2年、田楽狭間を前に早くも義元討ち死にか!?
この局面をダイナミックに体験したい方のためのセーブデーターはこちら!
(LZH形式 sit形式)
以後、次回へと続く…