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システムソフトのエンスー学館(1999年12月号)

 私は自他ともに認める「エンスー」だ。世界の戦車や戦闘機のことなら、ひと晩じゅうでも語ることができる。戦車砲やミサイルの話なら6時間はカタい。もちろん、私はサラリーマンであるからして一度たりともそれらを「発射!」したことなどないし、所有しているわけでもないが、とにかく語れてしまうし、できれば発射してみたいものだ。さらに厄介なことに特定の国の装備や特定の機種に異常なまでのこだわりを見せるので、端から見ると単なる「マニアックなおっさん」であるが、私は断じてマニアではない。格調高くエンスーと呼びたまえ、エンスーと。ま、何がマニアで何がエンスーなのかはおいおい分かってくるとして、2000年のキーワードはエンスーだ(と思う)。心してかかれ!


関係者が語る『大戦略』に関する考察

 そもそも『大戦略』シリーズを大別すると、ナンバーのついたものと、そうでないユニークな名前がつたものの2種類があることに気がつく。
 ナンバーのついたものは『現代大戦略』から始まってII、III……と進化を遂げ、今年12月には『大戦略VI』が発売されることになった。ちなみに、システムソフト社内ではこれらを「ナンバーつき」と総称する。ナンバーつきの特徴は、常に目新しいことを表現しようとしている点だ。リアルタイムシステムや軍団編成など、今では当たり前のルールも、すべてナンバーつきから生まれたといって過言ではない。戦略級のシミュレーションを実現しようと、日々これ研鑚なのである(カッコよすぎ!)。
 そしてもうひとつの、ナンバーのついていないものたち。代表的なタイトルとしては『SUPER大戦略』『リアルタイム版大戦略』などがあげられる。ちなみに、社内にはこれらを総称する言葉はないので「スーパー」という具合に略されることが多い。これらはナンバーつきのハードさ(硬派)とは異なり、簡便なルールやストーリー性、対戦の醍醐味などに重点を置かれたものが多い。いうなれば、剛のナンバーつきに対して、柔のナンバーなしといったところだろうか。
 でもって、今回の最新作『大戦略VI』は、リアルタイムシステムを採用した作戦・戦略級のウォーシミュレーションだ。戦場となる「マップ」に展開させた兵器は、敵味方に関係なくゲーム内の時間の流れに従って一斉に行動する。刻々と変化する戦況を読み取ってリアルタイムで軍を指揮するドキドキ感は、まさにこのシステムを採用した大戦略のキモ。
 また、ゲームのスケール感という視点で捉えてみると、1か国あたり総勢240の小隊を繰り出すことができて、マニア、いやエンスーな方々にも十分に堪能していただけるはずである。分かっている人には「なるほど〜」、分からない人にはチンプンカンプン。むふふ、パソコンゲームの世界はなかなか奥が深いものなのだ。しかし、よくよく考えてみると、大戦略も将棋もダイヤモンドゲームも、ゲームの本質という点では何ら変わらないのではないかと思う。ただそこに、戦車や戦闘機という男の浪漫が加わったとき、血中エンスー濃度のきわめて高い人たちをロックオンしてしまうのではないかと。
 次回はその、兵器の話を中心に進めていくことにしよう。刮目して待て! あ、いや、次回もよろしくお願いしま〜す。

*エンスー:enthusiast(辞書を引いてみれ!)


▲これが「大戦略VI」のゲーム画面。案外キレイだ ▲兵器は350種類ほど登場する予定。爆撃機も復活だ


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