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祝!金メダル(2006.2.24)

 我が家では、猫を飼っている。アメリカンショートヘアーのオス・8歳である。人間の歳に換算すると、すでに50歳に近いのであるが、いまだに食欲が旺盛で、早朝の5時前後に起こされることがある。お腹がすいたというわけである。いつもであれば不機嫌になるところであるが、今日ばかりは、少しだけ感謝した。そう、ちょうどフィギュアスケートの最終組の演技が始まる時刻だったのである。

 眠い目をこすりながら見ていたが、荒川の演技が始まると、さすがに目が覚めた。見ているこちらのほうは、失敗しなければよいが、という思いで緊張していたが、当の荒川のほうは、素人目に見ても余裕が感じられた。オリンピックという大舞台は、スルツカヤやコーエンにすらも大きなプレッシャーを与える。テレビの解説者によると、2人はメダルを取りたいという思いが強いがために堅くなってしまったのに対して、荒川は自分の演技に徹したことが勝因とのことであった。

 今回のオリンピックは、日本は大苦戦を強いられた。荒川のおかげで、メダルなしという事態は避けられたが、事前の予想からすると全くの想定外というしかない。しかし、実際に私が見たいくつかの試合で痛感したが、明らかに実力差があると言わざるをえない。気合いだけでは、さすがにオリンピックには太刀打ちできない。

 その背景には、長く続いた不況の影響があり、また雪印や西武鉄道グループなど、冬のスポーツを支えていた企業の不祥事が、さらに追い討ちをかけたようである。要するにスポンサーが、いなくなったということである。そのしわ寄せが、冬のスポーツ全般に波及していったのである。

 スポーツは、プロでない限りは、スポンサーがいないことには成り立たない。生活のための仕事をする必要がなく、ひたすら練習に集中できるのは、スポンサーあってのことである。日本も、ようやく景気が回復に向かったようなので、スポーツを支援する企業が増えることを期待したい。

 話は変わるが、最近、フリーターやニートの増加に対して、大きな問題だと騒がれることが多い。しかし私は、そんなに騒ぐほどのことではないと思っている。定職を持たずに、実質的に親というスポンサーに養ってもらっているわけであるが、それでその家庭が経済的に破綻しているわけでもなく、それなりに生活しているわけであるから、他人がとやかく言う必要はない。働く意欲のない人を無理やり働かせたとしても、長続きするはずもなく、かえって企業としては無駄な労力を払うことになる。それであれば、他人に迷惑がかからない範囲で、ひっそりとニートを続けていただいたほうが、社会的に見て問題が少ないのではないだろうか?

 そのニートな人たちは、ゲームソフトに興じる人も多いと思う。ひたすらゲームに熱中して、それで終わる人もいれば、中にはゲームをとことんやり込むことで、何かをつかむ人もいると思う。もちろんそういう人はごくひと握りではあろうが、少なくとも私の世代でゲーム業界で成功した人は、皆そうであった。いつの時代でもそうであろうが、結局のところ、その人しだいなのである。そういう意味では、最近のこの業界の若い人は、意外にゲームをやり込んでいないことが多い。若いうちは、大いに遊んでほしいものである。

 さて、我が家の猫は、当たり前であるが典型的なニートである。しかも基本的に猫という生物は、飼い主に対して対等な関係だと思っている。餌をもらって、とうぜんと思っているのである。そこがかわいいから飼っているわけではあるが… また明日からは、ドラ息子に起こされるいつもの日々が続くのである。

≪本日のHEADLINE≫

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博多グルメの大本命登場!(2006.2.17)

 「もつ鍋」、「明太子」と、博多を代表するグルメを紹介したが、やはり大本命は「ラーメン」であろう。今まで、何度も取り上げようと考えたものの、あまりにも範囲が広いので、どうしたものかとためらっていた。ところが最近、意外なところでの接点があったために、それをきっかけにして今回、ついに大本命の登場と相成った。

 先に少しだけ解説すると、一般的に「博多ラーメン」と呼ばれるものは、正確には「長浜ラーメン」がその元祖である。福岡市の鮮魚市場がある「長浜」という地名に由来する。その市場で働く人が、忙しい最中でも短時間で食べられるということで、すぐに茹で上がり、しかも、豚骨スープが馴染みやすいということで現在のような細麺になっていったとのことである。

●元祖長浜屋・本店
 「長浜ラーメン」の元祖とされる店である。替玉も、この店が発祥の地というのが定説である。中心街からはずれていて歩くには少し遠いので、タクシーで行くことをお勧めする。「長浜の元祖長浜屋」と言えば知らないタクシーはいない。本店のほうは、大通りから少し入り込んでいるので初めての人には分かりにくいかもしれない。タクシーで来ると、すぐ近くにある支店のほうが目立つので注意したい。もっとも、どちらも味と店の雰囲気は変わらない。
 店に入ると、いきなり「一杯!」と店員がさけぶので驚かないように。要するに、ラーメンしかメニューにないのである。そこですかさず麺の固さを言うのが通である。「かた」・「ふつう」・「やわ」が基本であるが、最近では「バリかた」(かつては「はりがね」と言っていた)を注文する人も増えている。でも何も言わなければ「ふつう」が出てくるのでご安心を。さらには、スープにのる油の量で「べた」、「ふつう」、「なし」という注文もできるが、その場合には、「べたかた」のように先に油の量を言うのが慣わしである。
 なお、これらのオプション注文は、席に座る前に言わないと間に合わないことがある。なぜなら、入店と同時に麺が茹で始められ、ほとんど待ち時間なしで出てくるからである。
 味はどうかということになると、この店に関してだけは、味について触れる意味がない。それが元祖の味ということなのであるから。まずは、お試しあれ。

●博多一風堂・大名本店
 今となっては全国的に有名になった店であるが、私自身、この本店しかない時代に、毎晩のように通ったということで、やはりお勧めしないわけにはいかない。
 場所は、地元の人間でも迷うことがあるくらいに分かりにくい。すぐ近くにある大きな支店のほうと間違わないようにしたい。大名という地域は、最近ではおしゃれな飲食街となっており、おもに若者が飲み歩く街である。
 大名本店だけでしか味わえない「かさね味」を試すのもいいが、本来の味である白丸元味の本家本元の味を賞味するのも一興である。私の思い込みかもしれないが、やはり本店の味は他とは違う気がする。
http://www.ippudo.com/index.html

●桃太郎
 今回のきっかけとなった店である。実は、この店は私の自宅のある平尾という地域にある。他にもラーメン屋は近所にたくさんあるが、私としてはいちばん好みの店である。なぜならば、最近の博多ラーメン店でよく見かけるようになった「辛子高菜」を目的としているからである。ここの「辛子高菜」は、ほんとうにスゴイ辛さなのである。単独で食べるのは不可能で、ライスといっしょに食べるか、もしくはラーメンのスープに浸して麺といっしょに食べるしかない。辛党の私にとっては、ラーメンよりも「辛子高菜」だけでも満足してしまうくらいである。しかし、しょせん超ローカルな店なので、人に勧めることもなかった。
 ところが先日、東京出張の際に訪れた某大会社の人と雑談をしていたら、ふと博多ラーメンの話題になった。その人が、「桃太郎のラーメンが美味しいですよね。」と切り出した。一瞬、耳を疑ったが、どうやら同じ店のことのようである。なんでも、かつて福岡に転勤で住んでいたことがあって、よく上司に連れられて行っていたというのである。しかもやはり「辛子高菜」の味が忘れられない、と言うのでおおいに盛り上がったしだいである。
 その後、よく考えたら今まで桃太郎のラーメンの味というのを、じっくり味わったことがないことに気付いた。そこで先日、あえてラーメンだけを食べに行ってみた。すると、意外というと失礼ではあるが、ラーメンそのものも、ひじょうに美味しいということが初めて分かった。同じ豚骨スープでも、他とは違う独特な味わいである。
 なお、残念ながらホームページはないので、検索サイトで「ラーメン 桃太郎 平尾」のように検索して、場所を確認してほしい。西鉄・平尾駅のすぐ近く、高宮通り沿いにある。

 今回は、ひとまずこれくらいにしておこう。また次の機会に、他のラーメン店も紹介していきたい。

≪本日のHEADLINE≫

通信販売コーナーにおきまして、3月30日発売の「大戦略VIII」(税込価格10,290円)の、先行予約販売の受付を開始しました。発売日当日にお届けします。同時に他の製品もご注文いただくと、予約製品の分の送料・手数料が無料になります。

「沈黙の艦隊2」ゲーム解説コーナーの攻略情報を更新しました。

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「ティル・ナ・ノーグV〜悠久の仁〜」製品情報ページ「FAQ」コーナーを更新しました。

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裏話こそ真実なり(2006.2.7)

 謹賀新年で、大河ドラマの山内一豊の読み方について話題にしたが、さすがにNHKだけあって第2回目の放送の冒頭で、その説明があった。戦前の教科書などで「やまのうち」とされていたのが一般的に継承されているのであるが、関ヶ原の戦いの後に淀君の乳母「大蔵卿の局」から山内家に宛てられた手紙に、ひらがなで「やまうち」と記載されたものが、最近になって発見されたそうである。それと、現存する一豊直系の山内家も「やまうち」と読んでいるということなどが根拠となっているとのことである。詳しくは、大河ドラマのホームページの「よくある質問」で説明されている。

 たまたまネットで検索してみたところ、いくつかのブログなどで「やまのうち」派の人が熱い議論を展開していた。中には「NHKの暴挙だ」なんていう感情的な意見もあった。やはり日本人は、名字にはこだわりが強いようである。

 一方で、一豊のほうは、「かつとよ」と読むというのがほぼ定説になっているが、それについては山内家の当主の承諾を得て、一般になじみのある「かずとよ」のままにしているとのことである。また、秀吉の妻も、近年では「おね(於祢)」とされることが多いが、司馬遼太郎の原作のとおりに、「ねね(寧々)」のままにしているとのこと。これらは一つの裏話と言ってもいいであろう。

 さて、もう一つの話題であった紅白歌合戦の「やまかわ」事件であるが、ひょんなことからその真相を知ることになった。前川清の歌が始まるまでの繋ぎということで、SMAPの木村拓哉と、その木村拓哉が主演する映画「武士の一分(いちぶん)」を監督する山田洋次監督がトークをしたのであるが、山田監督が予想以上に長い時間しゃべり続けたために、あわてたスタッフから「巻き」の指示が司会者の山本耕史に出されたそうである。ところが監督はそれに気付かない。血相を変えたスタッフから何度も指示が出されて、ようやく終わったのは良かったのであるが、当の山本は頭の中が大混乱だったに違いない。そこで思わず「やまかわ」と発してしまったようなのである。単なる言い間違いと思っていたが、少し山本耕史が気の毒になったしだいである。

 かように事実には表と裏があって、特に歴史については、裏のほうが真実味があることが多い。私は元々理系の人間で、高校時代はとうぜん理系コースであった。2年生のときのクラス担任の先生が、なぜか日本史の先生で、理系といえども共通一次試験(現在のセンター試験)があったので日本史も履修する必要があった。ところが、その先生が面白い人で、授業の途中でよく脱線していた。「この将軍は何もしなかった替わりに、子供だけはたくさん作った。」のように教科書にはないような、裏話をしてくれたのである。たぶん生徒が眠そうな顔をしているのに気付くと、そういう話に持って行ったと思うのであるが、私としてはだんだん日本史が面白く感じられるようになったのである。真実はどうだったのだろうか? というように興味を持って勉強するようになると、それまで苦痛であった勉強がどんどん面白くなってきた。そして3年生になると、なぜか文系の生徒を差し置いて、日本史だけは常に学年トップの成績を取るようになってしまったのである。あえて言うほどでもないが、とうぜん共通一次試験の日本史は満点であった。

 今回の締めをどうしようかと考えていたら、格好のニュースが飛び込んできた。なんと秋篠宮妃紀子さまが懐妊されたとのことである。紀子さまは39歳である。皇室典範改正案について政治は揺れているが、あまりにもタイミングが良過ぎる。皇室のことを詮索するのは憚れるのでこれくらいにするが、後世になってどういう真実が明らかにされるのであろうか? 

 「伝統とこだわり」で紹介した、旧皇族・竹田家の竹田恒泰氏の著書「語られなかった皇族たちの真実」によると、皇族としての自分達の存在意義は、皇統が途絶えそうになったときのための血のスペアとして存在しているという自覚を持っているとのことである。なんとも高尚な心構えと言うしかない。それに比べると、有識者会議での検討は、あまりにも薄っぺらいものにしか見えなくなるのは私だけではないと思う。

≪本日のHEADLINE≫

「ティル・ナ・ノーグV〜悠久の仁〜」ver1.05bアップデータを公開しました。

≪昨日のHEADLINE≫

「現代大戦略〜護国の盾・イージス艦隊〜」ver1.01aアップデータを公開しました。

「大戦略パーフェクト2.0DX」ver1.02hアップデータを公開しました。

「大戦略パーフェクト2.0」ver1.05eアップデータを公開しました。

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国民性【その2】(2006.2.2)

 圧倒的な選挙の勝利で、小泉首相が退陣する9月までは平穏な政治情勢が続くのか、と思われていたのが、年明けに一転して風雲急を告げる状況になってきた。

 ライブドア問題は、もうどうでもよい。あえて言うなら、使用しているメールソフト「Eudora(ユードラ)」の国内販売元がライブドアというところだけである。それよりも私の興味は、米国産輸入牛肉の問題のほうにある。日米双方が、たいへんな苦労をしてようやく輸入再開に漕ぎ着けたにもかかわらず、1ヶ月足らずで危険部位とされる脊柱が混じった食肉が発見されたのである。原因を調べると、食肉処理業者のミスであるとのことであったが、もっと驚くのは米国の検査官が脊柱を除去しなければならないことを知らなかったという事実である。

 しかも、今回の不手際を謝りに来た米政府の高官が、帰り際に「牛肉を食べてBSEに感染する確率よりも、牛肉を買いに行く途中で交通事故に遭う確率のほうが高い。」 なんていう捨て台詞を残したらしい。確かに理論的にはその通りであるし、おそらく米国人の合理的な考え方の顕著な例であろうと思う。しかし、これこそが日本人の感情を逆なでする発言以外なにものでもない。自国民の考え方が常に正しくて、他国はそれにしたがうべきだ、という米国の本音が見え隠れするのである。

 日本の国民性としては、ミスを起こさないようなシステムを作るように努力をする。そして末端の作業員から検査官まで何重ものチェックを組み入れることになる。一方、米国流の考え方の基本にあるのは、「人間はミスを起こすものである」ということであり、それを前提にしてシステムを構築する。

 もう一つの比較として、日本ではミスが起こらないように、事前にできうる限りの対策を講じるのに対して、米国では起こってから有効な対策を考えればよい、というような違いがあるように感じる。別に、ここで米国の悪口を言いたいのではなくて、かように国民性の違いは大きいということを言いたいのである。

 ここでふと、昔のことを思い出した。 「気分はノスタルジー」などで触れたように、かつてシステムソフト社はMacintoshのビジネスアプリケーションの輸入販売で大きく成長した。「Illustrator」や「Photoshop」のアドビ社、「ノートン・インターネットセキュリティ」のシマンテック社、「Director」のマクロメディア社など、そうそうたる会社の製品を全て独占販売していたのである。はっきり言って一時期は、売れ過ぎて嬉しい悲鳴の連続であった。当時、営業の責任者をしていた私の仕事といえば、得意先に「これ以上、注文を出さないでください」という断りの営業をして回ることであった。なんとも考えられない状況であるが、実際にその通りだったのである。

 しかし日本市場がそれだけ大きくなったということを、取引先の海外メーカーは黙って見ているわけではなかった。とうぜんの帰結として、自らが進出して来るという流れになって行った。システムソフト社もそれを覚悟しつつ、少しでも契約を延長できるように、あの手この手で努力を重ねた。

 そんな中、ある一社の副社長が、突然、来日するという連絡があった。ちょうど契約の更改のタイミングであった。そのときの状況で、契約の延長はできないかもしれない、と全員が心配していたのであるが、とにかく社を挙げて副社長を大歓迎した。そして中洲の川を遊覧する屋形船を借りきって、大接待となったのであるが、その接待の最中にシステムソフト社の売上が世界一となったので、それを表彰するためにやって来たと言うのである。そして、やおらクリスタル製の楯を持ち出すと、即席の表彰式とあいなった。

 接待も大盛況のうちに終わり、誰もがこれで契約は無事に延長できるという手ごたえを感じて家路についたのである。ところがその翌日、会社じゅうが騒然となった。なんと、昨日の副社長の米国本社から1枚のFAXが届き、「契約を終了する」と書かれていたのである。つまり今までご苦労さま、というのが昨日の表彰の真意だったのである。

 日本的な商習慣では考えられない出来事であったが、つくづく国民性の違いというのを思い知らされた経験であった。梯子をはずされる、というのは、まさにこういうことを言うのであろう。

 さて、米国産輸入牛肉の問題であるが、私個人としては、美味しい牛丼を食べたいというささやかな思いだけである。しかしまたしばらくお預けになりそうである。

≪昨日のHEADLINE≫

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